ブログ
BLOG
ブログ
BLOG
これまでフッ化物の活用方法を説明してきましたが、ここでもう一度まとめてみます!!
日本でのフッ化物の活用方法は3種類あります。
それぞれの特徴について解説します。
フッ化物の含まれた歯磨き粉を使用する方法です。多くの人が最も簡単に応用できます。もちろんブラッシング習慣をつけることが必要となります。適切な量を使い、ブラッシング後は、うがいを少ない水量でするということがポイントとなります。
ブクブクうがいができるようになってから始めます。「毎日法」と「週1回法」があります(使う洗口剤の濃度によって使用回数が違います)。5~10mlの洗口剤で30秒~1分間ブクブクうがいをします。学校などの集団で使用する場合もあります。
歯科医院で歯磨剤や洗口剤よりも高濃度のフッ化物を塗布する方法です。萌出直後の歯から高齢者の根面う蝕まで応用できます。
歯磨剤や洗口液は家庭で使うことができます。フッ化物をなるべく口腔内に残しておくことでむし歯予防の効果が上がります。歯面塗布は歯科医院でしかできません。当院でも、初期う蝕や根面う蝕などには、定期メンテナンスの際にフッ化物の塗布をおこなっています。
低濃度で毎日おこなうものと、高濃度で3~6ヶ月ごとにおこなうものを組み合わせていく必要があります。
フッ化物の応用は、乳歯が萌出したら開始することができます。ぜひ、フッ化物を応用してむし歯のない口腔内を目指していきましょう。また、高齢者の根面う蝕の進行を遅らせる効果も確かめられています。つまりすべての方に効果のある方法です。ぜひ活用してください!!