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フッ化物は、脱灰が進むのを抑え、再石灰化と脱灰のバランスを維持しています。
フッ化物がう蝕を防ぐ3つの効果を以下に示していきます。
1⃣ 歯質の強化
エナメル質・セメント質・象牙質は、ハイドロキシアパタイトでできています。
フッ化物はこのハイドロキシアパタイトをフルオロアパタイトに変えます。
フルオロアパタイトの臨界pHは4.5~5.0で、耐酸性はハイドロキシアパタイトの
数倍ということになります。これが、「酸に強い歯質」の意味です。
2⃣ 再石灰化の促進
フッ化物は、脱灰された歯質と唾液中のリン酸カルシウムと反応性を高めます。
これにより、脱灰された歯質にカルシウムが戻りやすくなるので、再石灰化が進みます。
3⃣ プラ-ク(バイオフィルム)内に存在する細菌の酸産生の抑制
フッ化物は、細菌がもっている酸を作る酵素(エノラ-ゼ)のはたらきを抑制して、
酸が作られるのを抑えます。
歯科衛生士 2024.2月号参照
フッ素を使うことでむし歯予防になりますので日々のお歯磨きの中で使用していきましょう😄