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口呼吸は万病のもと②|福岡市東区和白丘の歯医者 - はらだ歯科医院

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口呼吸は万病のもと②

こんにちは(^^)

通勤途中に見える梅の花も満開になってきました。春までもうすぐですね。

前回は、口呼吸のまま過ごすといろいろな病気になる可能性があることをお伝えしました。

本日は自宅でもできる口呼吸改善のトレーニングの一部をお伝えします。

トレーニングを始める前に、これからの季節に起こりがちな花粉症、アレルギー性鼻炎などがある方はまずは耳鼻科での相談が必要な場合もあります。

歯並びが悪い場合は歯並びを治すのが先、という場合もありますので、焦らずにできることから始めましょう。

 

①唇を閉める筋肉(口輪筋)を鍛える方法

ひとつめの方法は、まずはぶくぶくうがいです。お子さまの場合は成長に合わせて2歳ごろからはじめます。

最初は口に含んだお水を「ぺーっ」と出すだけの練習からはじめましょう。

同時に水を含まずに空気でほっぺを膨らませる「空うがい」の練習をします。空気でほっぺを膨らませて、左右に動かします。

そのまま両方のほっぺを膨らませて、へこませるということ(空気を前後に動かす)をできるようにします。

さらに歯の前側にためた空気を上側でぶくぶく、下側でぶくぶくと動かせるようにしていきます。

「空うがい」ができるようになったら、実際にお水を少量口に含み唇をしっかりと閉じます。

そして口の中で(特に歯と唇の間で)お水を左右に動かし、同じように歯の前後で、それから歯の前側の上、そして下に

お水を動かし、それぞれ各10回ずつぶくぶくうがいをおこないましょう。

最後に「ぺーっ」と吐き出して終了です。

お風呂で行うと少々こぼしてしまっても安心です。

 

ふたつめの方法はふき戻しを活用します(朝昼夕1日3セット 1セットにつき10~30回)

まずは大きく腹式呼吸を行い、鼻から息を吸います。

そして吹き戻しを口にくわえ一気に吹き伸ばします。

吹き伸ばしたまま5~10秒程度巻き戻らない程度の最小の呼吸で吹き続けます。

 

これらの方法は子供だけでなく、高齢者の心肺機能、嚥下機能向上にも有効なので

ぜひご家族で楽しみながら初めてみてください。

次回は口や舌の筋肉を鍛える体操をお伝えします。

 

 

 

 

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