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むし歯にならない食事の仕方は?|福岡市東区和白丘の歯医者・歯周病専門医 - はらだ歯科医院

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むし歯にならない食事の仕方は?

皆さん、こんんちは😊

雨の日が増えてきましたね。そろそろ梅雨入りの季節になってくるのでしょうか?貴重な晴れの日に、おもいっきり外で活動しましょう!!

さて今回は、むし歯を防ぐ食事の方法についてお話します。

前回のブログで、ステファンカーブについて説明しました。

食べ物が口に入ると、歯に付着したプラーク中の細菌はそれを栄養に酸を作り出します。この酸により歯の表面のカルシウムなどが溶かされてむし歯になります。

この歯の表面のカルシウムが溶け出すことを「脱灰」といいます。この、酸性になった歯の表面を中性に戻すのが唾液なのです。

唾液は、歯の表面を中性にもどすだけでなく、溶け出したカルシムなどのミネラルが再び歯のなかにとりこまれるのを助けます。

これを「再石灰化」と言います。

歯の表面では、この脱灰と再石灰化が食事をするたびに交互におこなわれているのです。

(図は 子どものむし歯予防は食生活が    すべて 黒沢誠人 幕内秀夫より)

上の図からもわかるように、食事の回数が多いと、「脱灰」の時間のほうが長くなりどんどん歯の表面のミネラルが溶けだしむし歯になります。

逆に、食事の回数が減ると「再石灰化」の時間が長くなり、歯が強化されるのです。

「朝食」「昼食」「おやつ」「夕食」という食べ方が理想的です。1回の量は少ないとしても、「朝食」「ちょっと甘いもの」「昼食」「おやつ」「夕食」「寝る前のお菓子」という食べ方は「脱灰」の時間が長くなり、「再石灰化」の時間が短くなります。なにを食べるかも大切ですが、どう食べるかが重要になります。ぜひ、この「脱灰」「再石灰化」の時間というものを意識して、食事をとるようにしてください。

次回は、おすすめのおやつについて解説します!!

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