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前歯から生えるのはなぜ?|福岡市東区和白丘の歯医者 - はらだ歯科医院

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前歯から生えるのはなぜ?

皆さん、こんにちは😊

先週は桜が見ごろでしたね🌸

 

今回は、前歯から生えるのはなぜ?というお話をしていきます!

赤ちゃんは、6~7ヶ月に下顎前歯が生え、続けて上顎前歯、そして3歳前にはすべての乳臼歯が生えそろいます。

なぜ前歯がいちばん始めに生えるのでしょうか?

それは生き残っていくために欠かせない役割があるからです。

ヒトは、魚類からカエルの仲間の両生類、そしてワニやヘビの仲間の爬虫類

さらにウシやヒトなどの哺乳類へ進化しました。それにともなって歯の形態や機能も変わりました

魚類から爬虫類までは、

①すべての歯が同じ形をしている(同形歯性)

②歯の数が多く何度も生えかわる(多生歯性)

③歯根・歯槽骨がないという特徴があります

哺乳類は

①異なった形の歯を持つ(異形歯性)

②一度しか生えかわらない(一生歯性)

③歯根・歯槽骨をもつなどの特徴があります

 

爬虫類であるワニの歯は、すべて円錐形です。臼歯がないので、食物をすりつぶすなどして飲み込みやすくすることができず、丸飲みしかできません

一方、哺乳類になると臼歯が生えてきます。

獲物を捕り食べることは、生存に欠かせません。しかし、魚類や爬虫類は、ヒトのように手を使うことができないので

歯は獲物を捕える役割をもちました。

つまり前歯は、獲物を捕る(捕食)のための重要な歯であることがわかります。

ヒトの歯が乳前歯から生えるのは、この生物の進化の名残といえます。

 

歯科衛生士 2024.3 参照

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